着替えやすい服を選ぶ(前開き、ゴム等)
自立を支援する衣類の工夫
体験談
母は認知症が進んでから、ボタンやファスナーの服を嫌がるようになりました。着替えに時間がかかり、イライラして途中で諦めてしまうこともありました。
ケアマネージャーさんのアドバイスで、前開きでマジックテープやスナップボタンの服、ゴムウエストのズボンに変えました。すると、母は自分一人でスムーズに着替えられるようになり、「一人でできた」と自信を取り戻しました。
服選びの工夫で、母の自立を支援できたことが嬉しかったです。
— 80歳の母(アルツハイマー型認知症)を在宅介護する55代娘
着替えやすい服(前開き、マジックテープ、ゴムウエストなど)を選ぶことで、自立を支援できます。
詳しく知る
認知症が進行すると、手指の細かい動作(巧緻性)が低下し、ボタンやファスナーの操作が難しくなります。また、着替えの手順を忘れてしまうこともあります。
着替えやすい服の特徴:
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前開き: 頭からかぶるタイプより、前開きの方が着やすい。
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マジックテープ: ボタンの代わりにマジックテープやスナップボタン。
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ゴムウエスト: ファスナーやベルトではなく、ゴムウエストのズボンやスカート。
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伸縮性のある素材: 体にフィットし、着脱しやすい。
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大きめサイズ: きつい服は着脱が困難。ゆったりしたサイズを選ぶ。
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シンプルなデザイン: 複雑なデザインは混乱を招く。
これらの工夫により、本人が自分で着替えられる期間を延ばすことができます。
実践のステップ
前開きの服を選ぶ
ボタンをマジックテープやスナップボタンに変更
ゴムウエストのズボンやスカートを用意
伸縮性のある素材を選ぶ
ゆったりしたサイズを選ぶ
靴は脱ぎ履きしやすいスリッポンタイプに
介護用品店で専用の衣類を探す
注意点
ただし、本人の好みも大切です。着やすさだけでなく、本人が気に入るデザインや色も考慮しましょう。また、季節に合った素材を選び、体温調節に配慮してください。
応用・バリエーション
介護用品店では、見た目は普通の服でも、着脱しやすい工夫がされた衣類が販売されています。パジャマや下着なども、介護用のものを選ぶと便利です。
まとめ
手指の細かい動作が困難に
前開き、マジックテープ、ゴムウエストを選ぶ
伸縮性があり、ゆったりしたサイズ
自立を支援する衣類選び
本人の好みも尊重