外出前の準備で安心感を与える
事前の声かけと持ち物確認で不安を軽減
体験談
父を病院に連れて行く時、いつも「どこに行くの?」「何をするの?」と不安そうに聞いてきました。行く直前に伝えても、忘れてしまい、途中で「家に帰りたい」と言い出すこともありました。
そこで、前日の夜と当日の朝に「明日は病院に行くよ」「今日は病院に行く日だよ」と繰り返し伝えるようにしました。また、出かける30分前に「そろそろ準備しましょう」と声をかけ、一緒に持ち物を確認しました。
すると、父は落ち着いて外出できるようになり、「そうか、病院か」と納得した様子でした。事前の準備と声かけが、安心感を与えたのです。
— 79歳の父(アルツハイマー型認知症)を在宅介護する52代娘
外出前の準備と繰り返しの声かけで、安心感を与え、スムーズな外出ができます。
詳しく知る
認知症のある方は、突然の変化や予定の変更に不安を感じやすく、外出を拒否したり、混乱したりすることがあります。事前の準備と声かけで、安心感を与えることが大切です。
外出前の準備のポイント:
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事前に伝える: 前日や当日の朝に、「今日は〇〇に行きます」と伝える。
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繰り返す: 何度も繰り返し伝えることで、記憶に残りやすくなる。
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理由を説明: 「なぜ行くのか」を簡潔に説明する(「診察を受けに行きます」など)。
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持ち物確認: 一緒に持ち物を準備し、確認する。
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時間の余裕: 慌てずに準備できるよう、時間に余裕を持つ。
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ポジティブな言葉: 「楽しみですね」「一緒に行きましょう」など、前向きな言葉をかける。
これらの準備で、外出がスムーズになります。
実践のステップ
前日の夜に「明日は〇〇に行きます」と伝える
当日の朝に再度「今日は〇〇に行く日です」と伝える
出かける30分前に「そろそろ準備しましょう」と声をかける
一緒に持ち物(財布、保険証、薬など)を準備
「〇〇に行く理由」を簡潔に説明
「一緒に行きましょう」と前向きな言葉をかける
時間に余裕を持ち、慌てない
注意点
何度も伝えることで、かえって混乱したり、イライラしたりすることがあります。本人の様子を見ながら、適切なタイミングで伝えましょう。また、行き先を変更する場合は、理由を説明し、理解を求めてください。
応用・バリエーション
カレンダーやホワイトボードに予定を書いておくと、視覚的にも確認でき、安心感が増します。
まとめ
外出前の事前準備が重要
前日・当日に繰り返し伝える
持ち物を一緒に確認
理由を簡潔に説明
ポジティブな言葉で安心感を