行き先を明確に伝え、確認する
不安を解消し、見通しを持たせる
体験談
母を買い物に連れて行く時、「どこに行くの?」と不安そうに聞かれました。「スーパーだよ」と答えても、数分後にまた同じ質問をされ、イライラしてしまいました。
そこで、「今日は〇〇スーパーに行って、お野菜を買います」と具体的に伝え、途中で「もうすぐスーパーに着きますよ」「ほら、スーパーが見えてきました」と繰り返し確認するようにしました。
すると、母は安心した様子で、「そうか、スーパーか」と納得してくれました。具体的な行き先と途中の確認が、母の不安を和らげたのです。
— 76歳の母(アルツハイマー型認知症)を在宅介護する48歳娘
行き先を明確に伝え、途中で確認することで、不安を解消し、見通しを持たせられます。
詳しく知る
認知症のある方は、行き先がわからないと不安になり、混乱したり、拒否したりすることがあります。具体的に伝え、途中で確認することで、安心感を与えられます。
行き先を伝えるポイント:
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具体的に伝える: 「出かけますよ」ではなく、「〇〇病院に行きます」と具体的に。
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理由を説明: 「なぜ行くのか」を簡潔に説明(「診察を受けます」「買い物をします」など)。
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途中で確認: 「もうすぐ病院です」「あと5分で着きます」など、途中で伝える。
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目印を示す: 「ほら、あの看板が見えます」など、視覚的に確認。
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到着を伝える: 「着きましたよ」「ここが病院です」と到着を確認。
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繰り返す: 同じ質問をされても、毎回穏やかに答える。
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写真を見せる: 事前に行き先の写真を見せると、さらに安心。
これらの工夫で、外出がスムーズになります。
実践のステップ
「〇〇病院に行きます」と具体的に伝える
「診察を受けます」など理由を説明
途中で「もうすぐ着きます」と確認
目印を示す(「あの看板が見えます」など)
到着を伝える(「着きましたよ」)
同じ質問には穏やかに繰り返し答える
事前に写真を見せる
注意点
何度も伝えることで、かえって混乱することがあります。本人の様子を見ながら、適切なタイミングで伝えましょう。
応用・バリエーション
「あと〇分で着きます」と時間を伝えるより、「あの信号を過ぎたら着きます」と目印を伝える方が、わかりやすいことがあります。
まとめ
行き先を具体的に伝える
理由を簡潔に説明
途中で確認
目印を示す
繰り返し穏やかに答える