🚽排泄2分で読める

トイレの場所を分かりやすく示す

目印や案内で自立排泄を支援

ケーススタディ

グループホームで、Zさん(80歳)はトイレの場所が分からず、廊下や居室で排泄してしまうことが増えていました。スタッフが案内しても、次の時は忘れてしまいます。

スタッフは、トイレのドアに大きく「トイレ」と書いた札を貼り、ドアを常に開けておくことにしました。また、Zさんの部屋からトイレまでの床に、矢印のシールを貼りました。

すると、Zさんは矢印を辿ってトイレを見つけられるようになり、失敗が減りました。視覚的な目印が、自立排泄を支援したのです。

Zさん80歳) - アルツハイマー型認知症、グループホーム入所中

トイレの場所を分かりやすく示すことで、目印や案内で自立排泄を支援できます。

詳しく知る

認知症になると、空間認識能力が低下し、トイレの場所が分からなくなることがあります。視覚的な目印を活用することで、自分でトイレに行けるようになります。

トイレを分かりやすくする工夫:

  1. 目印の設置: ドアに「トイレ」の札、トイレマークのイラストを貼る。

  2. ドアを開けておく: 中が見えると、トイレだと認識しやすい。

  3. 照明: トイレの照明を常につけておく、または自動点灯にする。

  4. 床の矢印: 部屋からトイレまでの床に矢印シールを貼る。

  5. 色の活用: トイレのドアを他と違う色にする。

  6. 便器の色: 白い便器は床と区別がつきにくいため、便座カバーで色をつける。

これらの工夫により、本人が自分でトイレに行けるようになり、自立が支援されます。

実践のステップ

  1. トイレのドアに「トイレ」の文字とマークを貼る

  2. ドアを常に開けておく、または半開きにする

  3. トイレの照明を常につける

  4. 部屋からトイレまでの床に矢印シールを貼る

  5. トイレのドアを目立つ色にする(ペイントまたはシート)

  6. 便座カバーで便器の位置を分かりやすくする

注意点

ただし、レビー小体型認知症の方は、視覚認知の問題があるため、イラストや色が逆に混乱を招くことがあります。その方の認知症のタイプに合わせて調整しましょう。

応用・バリエーション

夜間は、足元灯や廊下灯をつけておくと、トイレに行きやすくなります。また、ポータブルトイレを寝室に置くことも有効です。

まとめ

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