失禁時は責めずに、さりげなく対応
プライドを傷つけない介助
体験談
義父が失禁した時、私は「どうしてトイレに行かなかったの!」と叱ってしまいました。義父は深く傷つき、それ以降、私に心を閉ざすようになりました。
後日、ケアマネージャーさんから「失禁は病気の症状です。責めてはいけません」と諭されました。それからは、失禁しても「大丈夫ですよ。着替えましょうね」と優しく声をかけ、さりげなく対応するようにしました。
義父は私に心を開いてくれるようになり、「失敗してごめんね」と謝る義父に、「気にしないでください。誰でもあることです」と伝えられるようになりました。
— 79歳の義父(血管性認知症)を同居介護する48代嫁
失禁時は責めずに、さりげなく対応することで、プライドを傷つけない介助ができます。
詳しく知る
失禁は、認知症の症状の一つであり、本人の意思ではコントロールできないことです。責めたり叱ったりすると、本人は深く傷つき、自尊心を失います。
失禁時の適切な対応:
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責めない: 「どうして」「なぜ」と問い詰めない。
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さりげなく: 大げさに騒がず、静かに対応する。
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優しく: 「大丈夫ですよ」「気にしないでください」と声をかける。
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プライバシーを守る: 他の人に見られないよう、カーテンを閉める、ドアを閉める。
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素早く: 不快な時間を最小限にするため、手早く着替えと清拭を行う。
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清潔に: 皮膚トラブルを防ぐため、丁寧に拭き、清潔にする。
失禁は誰のせいでもありません。病気の症状として受け入れ、優しく対応することが大切です。
実践のステップ
失禁に気づいても、大声を出さない
「大丈夫ですよ。着替えましょうね」と優しく声をかける
他の人がいる場合は、別室に誘導する
カーテンやドアを閉め、プライバシーを守る
手早く着替えと清拭を行う
皮膚を丁寧に拭き、清潔にする
衣類やシーツは速やかに洗濯する
注意点
失禁が突然増えた場合は、尿路感染症や他の疾患の可能性があります。医師に相談しましょう。また、介護者が感情的になってしまう場合は、一度深呼吸をして落ち着いてから対応してください。
応用・バリエーション
失禁が頻繁な場合は、おむつやパッドの使用を検討しましょう。本人のプライドに配慮しながら、「念のため」と伝えると受け入れやすくなります。
まとめ
失禁は病気の症状
責めずにさりげなく対応
プライバシーを守る
優しく手早く処理
自尊心を傷つけない