
似ているようで実は違う、「手足の動きにくさ」を起こす病気のグループ
「パーキンソン症候群」というのは、動作がゆっくりになることを中心に、手足のふるえや筋肉のこわばりなどが組み合わさって起こる症状の「総称(グループの名前)」です。
このグループのなかで最も患者数が多く(全体の7〜8割ほど)、原因もはっきりしているのが、よく知られているパーキンソン病になります。
関係のイメージ
「パーキンソン症候群」という大きな箱のなかに、「パーキンソン病」という代表的な病気が入っている、とイメージするとわかりやすいと思います。

この記事についてもっと詳しく知りたい方へ
記事の内容についての疑問や、ご自身・ご家族の状況に合わせた相談を、認知症を専門とする医師に直接お聞きいただけます。
お試し相談 ¥1,000(初回1回限定)・48時間以内に医師が回答
パーキンソン病なのか、それとも似た別の病気なのか。この見分けで、私たち医師が主に注目しているのは次の2点です。
ポイント① 薬がよく効くかどうか
「レボドパ(L-dopa)という薬がよく効くかどうか」で、大きく判断が分かれます。パーキンソン病はこの薬がしっかりと効き、進行も比較的ゆるやかです。一方、非典型パーキンソン症候群は薬が効きにくく、進行のスピードも速い傾向にあります。
ポイント② 赤信号サインがあるかどうか
次のような症状が発症から早い時期に出てきた場合は、パーキンソン病ではない可能性が高くなります。
なかには、ふだん飲んでいる胃腸薬やうつ・吐き気止めが引き金になって、似た症状が出てしまうケースもあります。
受診の目安
気になる症状があるときは、脳神経内科への相談をおすすめします。

家族の記録を読んで、ご自身のケースも相談したい方へ
同じように悩んでいる方のお話と、あなたのご家族の状況は違います。個別の相談を、認知症を専門とする医師に直接お聞きいただけます。
お試し相談 ¥1,000(初回1回限定)・48時間以内に医師が回答