
似ているけれど違う「手足の動きにくさ」を起こす病気のグループ
「パーキンソン症候群」とは、動作がゆっくりになることを中心に、手足のふるえや筋肉のこわばりなどが組み合わさって起こる症状の「総称(グループの名前)」です。
このグループの中で、最も多く(全体の7〜8割)、原因がはっきりしているのが、よく知られているパーキンソン病です。
関係のイメージ
「パーキンソン症候群」という大きな箱の中に「パーキンソン病」という代表的な病気が入っています。

パーキンソン病なのか、それ以外の似た病気なのかを見分けるとき、医師は主に次の2点に注目します。
ポイント① 薬がよく効くかどうか
「レボドパ(L-dopa)という薬がよく効くかどうか」で大きく変わります。パーキンソン病はこの薬がしっかり効き、長くゆっくり進みます。一方、非典型パーキンソン症候群は薬が効きにくく、進行も早い傾向があります。
ポイント② 赤信号サインがあるかどうか
次のような症状が早い時期から出る場合、パーキンソン病ではない可能性が高まります。
なかには、ふだん飲んでいる胃腸薬やうつ・吐き気止めなどの薬が引き金になって起こるケースもあります。
受診の目安
症状が気になる場合は、脳神経内科への相談をおすすめします。
