認知機能・記憶障害人物誤認相貌失認進行家族関係重度認知症
認知症で家族の顔を認識できない原因と対処法
相談日: 2026/4/180 閲覧
ご相談内容
83歳の母がアルツハイマー型認知症(中等度〜重度)です。最近、30年間連れ添った父のことを「知らない人が家にいる」と怖がったり、私(娘)のことを「姉」と呼んだりするようになりました。父はひどく傷ついており、母をどう理解すればよいか悩んでいます。
この相談の要点
相貌失認(顔を認識できなくなること)は、脳の後頭・側頭葉の障害による症状です。「愛情が薄れた」「忘れられた」のではなく、脳が「顔という情報を処理できなくなっている」だけです。感情の記憶は残っていることが多く、声・笑顔・スキンシップへの反応は保たれています。
医師の回答
医師の視点
繰り返しの質問は「不安を解消したい」「安心したい」というサインです。記憶に残らなくても感情は残るため、何度聞かれても穏やかに答えることが、本人の不安を和らげる最善策です。
