ケアガイド医師査読済 · 2026年6月公開 2026年7月1日更新 2026年7月23日

ケアマネに「言いにくいこと」を伝えるコツ──相談を切り出す5つの方法

ケアマネジャーに相談したいのに切り出せない──そんな介護者に向けて、言いにくいことを上手に伝える5つの方法と具体的な言い回し例を紹介します。

Koba MD, PhD

医療監修

Koba MD, PhD

認知症専門外来・在宅訪問診療に従事


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相談する

「ケアマネにもっと頼みたいことがあるのに、遠慮してしまう」という介護者は少なくありません。ケアマネは「言いにくいことを言ってもらわないと困る」立場にあります。このページでは、相談を切り出すための具体的な方法を5つ紹介します[1]


なぜ言いにくくなるのか


言いにくいと感じる3つの理由

  • 遠慮・申し訳なさ:忙しそうに見えて頼みにくいです
  • 否定されることへの恐れ:「そんな要求は無理」と言われると傷つきます
  • 何を伝えればいいか分からない:症状の変化や希望を言語化できていません

  • どれも自然な感情ですが、言わなければケアマネには伝わりません。「伝えること自体がケアマネの仕事を助ける」と発想を転換することがコツです。


    相談を切り出す5つの方法


    ① まず「相談がある」と予告する

    モニタリングの電話や訪問の最後に「次回、少し相談したいことがあります」と予告するだけで、ケアマネが心理的に準備できます。


    ② 「困っていること」を1行メモにして渡す

    口頭で説明しようとすると言葉が詰まります。「最近、夜中に徘徊が2回ありました」「食事を拒否することが増えました」と1行メモにして渡すと伝わりやすくなります。


    ③ 「どうすればいいか分からない」と正直に言う

    「これはケアマネに言ってもいいことなのか分かりませんが…」と前置きするだけで、ケアマネは「それで大丈夫ですよ」と場を開いてくれます。


    ④ 「気になっている」という言い方を使う

    「変えてほしい」という要求より「最近ヘルパーの方との相性が少し気になっています」という言い方のほうが、相手も受け取りやすくなります。


    ⑤ 数字や頻度で具体的に伝える

    「最近よく怒る」よりも「今週だけで4回、大声を出しました」のほうがケアマネに伝わります。観察ノートに記録があると、この数字が自然に出てきます。


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    言い方の例


    言いにくいこと伝えやすい言い方
    デイを増やしたい「週2回を週3回に増やすことはできますか? 私の体力的に限界で…」
    ヘルパーを変えてほしい「担当の方との相性について少し相談したいのですが」
    緊急で訪問してほしい「今週中に一度来ていただけますか? 状態が気になっています」
    ケアプランを変えたい「この目標、今の状態に合っていない気がするんですが確認できますか」

    まとめ


  • 「相談があります」と予告するだけで切り出しやすくなります
  • 口頭より1行メモ──書くことで整理もできます
  • 数字・頻度・具体的な状況で伝えると相手に届きやすいです
  • 「気になっている」という言い方は相手も受け取りやすいです

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