テーマガイド
中核症状(記憶・見当識・実行機能)を理解する
記憶障害・見当識障害・実行機能障害・失語・失行・失認などの「中核症状」の仕組みと進行を理解したい家族・当事者向け。
中核症状とは何か
記憶障害・見当識障害・実行機能障害・失語・失行・失認――これらは脳の器質的な変化によって直接生じる「中核症状」です。周辺症状(BPSD)とは異なり、進行に伴い誰にでも共通して現れます。
4つの主な中核症状
症状は進行とともに変化する
進行の目安
初期は直近の記憶があいまいになる程度でも、進行すると日付や季節感の喪失、着替えなどの動作の混乱へと広がっていきます。今の段階を把握することが、対応を考える出発点になります。
「できなくなったこと」ばかりに目を向けない
中核症状によってできないことが増えても、感情やその人らしさは残っています。「できないこと」より「できていること」に目を向けた関わりが、本人の安心につながります。
経過を医師と一緒に確認する
症状の進み方には個人差があります。定期的に医師に相談し、変化を客観的に確認することが安心材料になります。