記憶・認知
物忘れが多い
最近のことを忘れてしまう
医療監修
Yuya Kobayashi, MD, PhD
認知症専門外来・在宅診療医
認知症における物忘れは、加齢による自然な物忘れとは異なり、体験そのものを忘れてしまう(エピソード記憶の障害)ことが特徴とされています。「ヒントがあれば思い出せる」加齢によるもの忘れに対し、認知症では体験した記憶そのものがないことが多い点が違いとされます。進行の程度を把握するためにも、気になる変化があれば早めに専門医に相談することが勧められます。
対応のヒント
(4件)対応のポイント
- •繰り返し聞かれても、初めて聞いたように答える 責めるのではなく穏やかに対応することで、本人の安心感を保てます。
- •昔の話に耳を傾け、記憶を一緒に楽しむ 比較的保たれやすい昔の記憶(回想)を話題にすることで、コミュニケーションが円滑になることがあります。
- •もの忘れ外来など専門医を受診する 「年のせい」と決めつけず、気になる変化があれば認知症専門医の診察を受けることで、原因の特定や適切な対応につながります。
- •将来を見据えた介護計画を早めに立てる 進行の見通しを踏まえて、介護保険サービスの利用や家族間での役割分担を早めに話し合っておくと安心です。
よくある質問
Q. 加齢によるもの忘れと認知症の物忘れはどう違いますか?
A. 加齢によるもの忘れは「ヒントがあれば思い出せる」ことが多いのに対し、認知症では体験そのものの記憶が抜け落ちてしまうことが特徴とされています。判断が難しい場合は、もの忘れ外来などの受診をおすすめします。
Q. 物忘れの進行を遅らせる方法はありますか?
A. 生活習慣の改善や社会的な交流の維持が進行の緩やかさに関わるとされていますが、個人差が大きいため、専門医と相談しながら本人に合った対応を続けることが大切です。
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