症状一覧に戻る
拒否行動

着替えを嫌がる

着替えを拒否したり、同じ服を着続ける

Yuya Kobayashi, MD, PhD

医療監修

Yuya Kobayashi, MD, PhD

認知症専門外来・在宅診療医

着替えを嫌がる背景には、服の着脱手順が分からなくなる「着衣失行」、季節や場にそぐわない服へのこだわり、同じ服を着続けることによる安心感などがあります。本人にとっては合理的な理由がある場合が多いため、その理由を理解しようとする姿勢が対応の出発点になります。

対応のポイント

  • 着脱しやすい服を選ぶ ボタンやファスナーが少なく、伸縮性のある服は本人の負担を減らします。
  • 着替えの手順をさりげなくサポート 「次はこの袖に腕を通しましょう」など、動作を具体的に声かけしながら誘導すると混乱が減ります。
  • 好みの色や柄を尊重する 本人が気に入っている服や色を選ぶことで、着替えへの抵抗感が和らぐことがあります。
  • 同じ服を着続けたがる背景を理解する こだわりには安心感を得る意味があることも多く、清潔さが保てる範囲であれば無理に変えなくてもよい場合があります。

よくある質問

Q. 季節に合わない服を着たがる場合はどうすればいいですか?

A. 無理に脱がせようとせず、その服の下や上に重ね着をしてもらうなど、本人の意思を尊重しながら体温調節できる工夫を取り入れるとよいでしょう。

Q. 毎日同じ服を着たがるのは問題ですか?

A. 衛生面で大きな支障がなければ、こだわり自体は無理に正す必要はありません。同じ服を複数枚用意しておくと、洗濯と着替えの両立がしやすくなります。

この症状への対応に迷ったら、医師に相談

ヒントを試しても改善しない場合は、認知症を専門とする医師にオンラインで直接ご相談いただけます。

お試し相談 ¥1,000(初回1回限定)・48時間以内に医師が回答